優秋挽歌

風に曝され零れ落ち
積もり包んだ枯葉は舞った

凍える冬に立ち向かう
愛しきものへの掛け布団

静かに眠るその顔を
深く沈めて抱きしめる

厳しい吹雪がその身にかかり
静かに朽ち果て大地にかわり

次なる春の若芽となって
微笑むものへの糧となる

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例え我が身が朽ちてようと
春の日の笑顔を夢に想う

生き急ぐことで示す存在証明
今残す贖罪の詩




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