「ベンチ」

Poem by 相田やかん




真夜中の公園の

大きなイチョウの木の下で

疲れきった人々が

寄りかかるのを待っている



そのくせ足はムシに食われ

今にもゆっくり崩れそう




それでもなかなか倒れない




だってほら



よく見るとあそこの電灯の灯に

照らし出された自分の影に

毎晩毎晩追い回されて



ぼろぼろに疲れきった人々が

何かに寄りかかりたがっているだろう



だから力を振り絞り



いつでも誰かが寄りかかれるように

強く強く

いつまでもここに立っている








comment


「ベンチ」


そんなベンチは、気付かないだけであなたの周りに沢山あります。

疲れたらいつだって寄りかかっていいと思いますよ?

だって疲れた人が気になって、頑張っているのですからd(^^)


Poem & comment by 相田やかん




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