秋に散る


美しい美しいと

優しく撫でてあげても


行くな行くなと

無理矢理抱きしめても


なぜ一人で落ちてゆく


秋の冷たい風に吹かれて

飛ばされてしまうのならば


私は次の秋の風まで

ココで待てば良いのだろうか


そうしてまた一枚

もみじは谷へと散って行く


私の手をするりと避けて







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