「7:26 起床」

Poem by 相田やかん



7:45

家をとび出た

空は曇り 街は沈む

自転車にまたがりイソイソとこぎだす



7:52

遊歩道の脇道

空に晴れ間 うっすらと汗

横をスズメが飛び去った



7:57

電車を逃す

空は見えず 灰色の異臭

疲れきった人とすれ違う



8:02

電車に乗り込む

空を見られず 広告を見上げる

近くの子供が泣き出した



8:15

電車を降りる

空は青空 目を細める

息を切らして学校へ向かう



8:23

道端で疲れて止まる

空はやはり青空 汗が噴き出る

諦めてコンビニに入る




コーヒー牛乳とメロンパンを買って

学校の途中の大きな公園のベンチに座り

メロンパンをほおばり

改めて空を見上げる

憎らしいほどの青空が僕を見下ろしていた

気がつけば雲一つ無かった



雲があって当然だと思っていたのに・・・



遠くから子供のはしゃぎ声が聞こえてくる

遠くから母親の困った声が聞こえてくる



頬杖を突いて瞼を閉じる

子供の顔をゆっくりと想像する



俺の幼いころだろうか

小さいカラダで精一杯

おんぼろボールを抱きかかえ

平日の朝に

満足そうに笑っている



遠くからチャイムの音が聞こえてくる・・・




8:40

肩を弾ませ走り出す



8:46

息を切らせて教室に入る



8:50

一時限目がはじまる

9:53



10:51

13:37

18:58


7:29 起床








comment


「7:26 起床」


朝のぼんやりとした中、考えた詩です。

過去の作品に比べれば、いくらか落ち着いてかけたと思います。

毎日が忙しくってナカナカお疲れです(−_−)


しかし・・・どんな状態でも詩を考える自分がすごい(笑)




Poem & comment by 相田やかん




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